日本とBC州・総領事館の歴史
令和5年12月13日
1949年-1977年
領事館は戦後1951年9月のサンフランシスコ平和条約調印の翌年1952年5月20日、安川壮(やすかわ・たけし)領事によって再開された。現在の総領事公邸は1926年、The Crescentに建設され、戦中当局によって一般人に売却されたが、戦後1958年日本国政府によって買い戻され今に至る。
1953年4月、皇太子殿下(現天皇陛下)によるバンクーバー訪問が実現した。皇太子殿下はエリザベス女王の戴冠式ご出席のため英国へ向かう途中当地を訪問され、日系カナダ人及びバンクーバー市民の熱烈な歓迎を受けられた。この皇太子殿下のご訪問は日加の緊密な関係修復に多大なる貢献を果たした。
1963年6月15日、領事館は総領事館に昇格した。1952年の領事館業務再開以来、日本とカナダ及びBC州の関係は様々な分野で著しい発展を遂げている。
また、領事館再開当時、二国間関係の中でもとりわけ経済が重要な課題となっていた。1952年に於ける二国間貿易額は11.6億ドルにも上り、その後も更なる発展が期待されていた。 |
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