パスポートの仕様変更に伴う申請から交付までの必要日数の増加と書面による郵送申請受付サービスの終了について(再度のご案内)

令和6年12月23日
 【ポイント】
●2025年3月24日から、パスポートの偽変造対策を強化した新しい様式のパスポートが導入されます。
●原則として、すべてのパスポートは日本で作成されるため、発給に必要な時間がこれまでより長くなりますので、パスポートの残存有効期間が1年未満の方は、早めの切替申請をお勧めします。
●領事出張サービスや遠隔地居住者向けに行っていた、事前の郵送申請によるパスポート発給サービスが終了します。
 
【本文】
1 パスポートの仕様変更と申請から交付までの必要日数の増加
(1)9月17日付領事メールにてお伝えいたしましたとおり、2025年3月24日から、パスポートの偽変造対策を強化するため、顔写真ページにプラスチック基材を用いた「2025年旅券」の発給開始を予定しております。現在、お持ちのパスポートは有効期間まで使えますが、この機会に有効期間をご確認ください。
(2)現在は、パスポートの申請から交付まで約5営業日で行っておりますが、2025年3月24日以降は、パスポートが日本国内で作成された後に在外公館まで配送されることとなるため、1ヶ月程度の日数を要することとなります。なお、日本国内で申請される場合は、2週間程度の日数を要します。
(3)引き続き、当館ホームページ等でもご案内いたしますが、現在と比べてパスポートの発給に時間を要することになるため、この機会に、現在お持ちのパスポートの有効期間が十分かを改めてご確認いただき、早めの切替申請をご検討ください(残存有効期間が1年未満の場合に切替申請が可能です。)。
(4)なお、具体的な交付日については、申請時に交付予定時期の目処をお伝えしますが、交付準備が整った段階で再度ご連絡します(窓口での書面申請の場合は電話連絡、ORRネットでのオンライン申請の場合は登録されたメールアドレスにメールを送信します。)。
 
2 書面申請の場合の領事出張サービスでの旅券発給・遠隔地居住者の即日交付サービス・郵送仮受付の終了
(1)これまで、当館から遠方にお住まいで、書面によるパスポート申請を希望される方には、記入済みパスポート発給申請書を事前に当館まで郵送いただき、領事出張サービス実施当日にパスポートをお渡しする、あるいは、事前に当館来館日を指定いただいた上で、ご来館当日にパスポートをお渡ししてきました。
(2)一方、パスポートの日本における集中作成開始に伴い、こうした対応が困難となるため、2025年3月24日以降、書面申請の場合の領事出張サービスや、遠隔地にお住まいの方の即日交付サービスや郵送仮受付を終了いたします。郵送仮受付の「旅券受領日指定」は2025年3月21日(金)までとし、申請書類は遅くとも3月14日(金)までに当館に届くよう郵送してください。
(3)また、遠方にお住まいの方におかれては、今後はオンラインによるパスポート申請サービスをご利用ください。十分な時間の余裕をもってオンライン申請いただければ、引き続き領事出張サービス時にパスポートをお渡ししたり、当館来館日当日にお渡しすることが可能となります。なお、オンラインで申請いただいた場合でも、新しいパスポートの発行日から6か月以内に受領していただく必要があります。
 オンライン申請のご利用方法は、次のリンク先にてご確認ください。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/page22_004039.html
 
3 本邦在住のご親族のパスポート
 本邦在住のご親族におかれても、現時点では特に具体的な渡航予定がなくても、急遽渡航する必要が生じる場合に備えて、パスポートを取得しておくようご助言をお願いします。