安全手引き

平成28年12月6日
 
 
平成28年11月30日
 
 
 
「安全の手引き」
 

 
在バンクーバー日本国総領事館
 
目     次
 
I 序言 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
 
II 防犯の手引き 
第1 防犯の基本的心構え・・・・・・・・・・・・・・・ 2
第2 当地における犯罪等発生状況 ・・・・・・・・・・ 2
第3 防犯のための具体的注意事項 ・・・・・・・・・・ 3
第4 犯罪別具体的注意事項 ・・・・・・・・・・・・・ 5
第5 場所別防犯対策 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
第6 自動車に関する犯罪及び交通事故対策 ・・・・・・ 7
第7 テロ・誘拐対策 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
第8 緊急連絡先 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9
 
III 在留邦人用緊急事態対処マニュアル 
第1 平素の準備と心構え・・・・・・・・・・・・・・・11
第2 緊急時の行動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・12
第3 緊急事態に備えてのチェックリスト・・・・・・・・13
 
附録
別紙1 被害届に役立つチェックシート ・・・・・・・・15
 
I 序言

 近年、海外で生活する日本人の増加に伴い、事件・事故に巻き込まれる日本人の数も増加しています。そうした中で、北米において比較的治安が良好であると言われる当地バンクーバーでも2009年以降銃器を使用した凶悪犯罪が高止まり傾向にあります。特に、最近では複数の犯罪組織による対立抗争で発砲事件が多発しており、一般人が巻き込まれる被害も出ているほか、窃盗、強盗、暴行及び性犯罪の被害も少なくはありません。
 当総領事館では、在留邦人や旅行者の皆様がトラブルに巻き込まれることがないようご案内するとともに、万が一、皆様が事件・事故に巻き込まれた場合には相談に応じております。
皆様におかれましては、日本とは状況が異なる海外にいることを十分認識の上、トラブルに巻き込まれる前に常に現地社会の変化に注意を払い、ご自身の安全対策に努めるようお願い申しあげます。
 
本マニュアルでは、当地で安全に生活するために最低限度必要と思われることを列記していますが、海外における安全対策の基本は、現実に生活している皆様ご自身が日頃から安全に対する注意を怠らないようにすることです。
本マニュアルが、在留邦人の皆様や当地を訪れる邦人の方々の当地での滞在を快適にするために少しでもお役にたてれば幸いです。
 
II 防犯の手引き
 
第1 防犯の基本的心構え
 
1 生命と身体の安全を最優先
 実際に脅威に直面した場合には、生命の安全を第一に考えて冷静沈着に行動してください。
当地は「北米の麻薬天国」とも言われており、薬物中毒者が薬物の影響により凶器を使用する可能性も排除できません。凶器を所持した強盗等に対して抵抗することは危険です。相手が凶器を持っている場合は、興奮させないことが肝要です。
 
2 自分と家族の安全は自分自身で守る心構え
 日本は世界でも有数の「安全国」であるため、自己防衛の意識が欠如しがちです。
しかし、当地ではこのような防衛意識の薄い日本人が、犯罪のターゲットとなっています。
何よりも自分と家族の身の安全は自分で守るとの強い心構えが大切です。
 
3 予防が最良の危機管理 
 犯罪は、平素から防犯意識を持っていれば、かなりの程度で予防できます。
犯罪に遭遇してからでは遅いということ、予防こそが最良の危機管理であることを肝に命じ、予防のために必要な努力を惜しまないようにしましょう。
 
第2 当地における犯罪等発生状況
 
1 犯罪発生状況
当館において推計したバンクーバー市の犯罪発生率は日本のおよそ8倍とみられ、日本と比べると当地の治安は悪いと言えます。また、置き引き、車上ねらいの発生率も高く、この点にも引き続き注意が必要です。旅行者や短期滞在者を狙った置き引きは、空港、駅、ホテルのロビー、レストラン等人が集まるところで発生しています。
 
2 薬物中毒者問題、「運び屋」となる危険性
 日本と同様に、当地でも覚醒剤・コカイン・ヘロイン・大麻等の使用が法律により禁止されています。特に大麻は合法化しようとする社会的な動きもありますが、違法ですので、勧められても絶対に手を出さないようにしてください。 
 ダウンタウン東地区に設置された北米で初めての市営薬物注射施設の利用者は、一日で600~700人と言われており、施設周辺には薬物中毒者やアルコール中毒者、ホームレスが多く集まっています。ガスタウン地区と中国人街の中間にあるイースト・ヘイスティングス通り沿いに位置(メイン通りと交差する付近)する同施設周辺にはできるだけ近づかないようにしてください。
 当地を訪れた日本人が、出国の際、見知らぬ人物や知り合ったばかりの人物から「友人への土産に、この箱を持って行って欲しい」等と依頼されて、これに応じた結果、実は違法薬物が仕込まれていて「運び屋」として逮捕された例もあります。
 
3 多発する性犯罪
日本人女性は、他国の女性に比べ、嫌なことでもはっきり「ノー」と言えない傾向があり、これにつけ込み、日本人女性を騙す者もいます。
ベテランの性犯罪ケースワーカーからは、
  • < >< >< >< >図書館やコーヒーショップ等は、邦人女性が狙われる場所として知られているので要注意ダウンタウンのグランビル通り周辺の繁華街、イースト・ヘイスティングス通り、スカイ・トレイン駅周辺、花火大会やアイスホッケー等のスポーツイベント後の繁華街には、素行不良者や泥酔者が集まりやすいので、安易に近寄らないようにしましょう。
     
    5 契約や売買・仕事探し・住居探しの問題
     日本人留学生(ワーキングホリデーを含む。)の中には、留学エージェントや学校、ホストファミリーとの間での賃貸契約などに関するトラブルやアルバイト先での労働条件をめぐるトラブルが多いようです。トラブル防止のため、留学エージェントや学校、また住居やアルバイト先の選定に際しては、十分かつ慎重に情報を収集し、可能な限り、契約書を交わすことをお勧めします。
    また、契約を結ぶ際も、契約の内容や条件等をよく確認し、疑問点はよく説明を受けましょう。
     
    6 交通違反及び交通事故
    飲酒運転、速度違反、交差点関係違反及びシートベルト着用義務違反が重点取締り対象とされ、交通事故防止のための取締りが強化されています。また、車両運転中の携帯電話の使用も禁止されていますので注意してください。
    また、万が一の交通事故に備え、各種保険に加入することをお勧めします。
     
    7 カナダ滞在期限・資格上の問題
    オーバーステイ(不法滞在)及び資格外活動(ビジター資格での就労等)により、邦人がカナダ入管当局に身柄を拘束され、強制退去命令を受けて帰国する事案が発生しています。自身の滞在期限や資格をよく確認の上、滞在期限を延長する場合は早めに手続を取りましょう。
     
    第3 防犯のための具体的注意事項
     
    1 住居対策
    (1)環境の把握
       住居の選定は、生活の基盤となることから、その選定にあたっては、周辺地域の治安、候補物件の防犯体制、通勤・通学・買物経路の安全性等を慎重に見極める必要があります。
    一般的には、次のような場所は避けたほうが賢明と言えます。
    ア 周辺のスーパーや店が、鉄格子等で厳重に防護されている地区
    イ 道路や歩道にゴミが散らかっており、壁等に落書きが多い地区
    (2)家屋の選択
    アパートの場合、周辺地域の治安状況、入居者の状況、警備員の有無、セキュリティ設備の有無、玄関・ガレージ等の出入規制、玄関扉や通用扉の施錠設備、緊急時の連絡体制、避難経路、消火設備能力、不動産業者や家主の信頼性等を十分精査する必要があります。
    独立家屋の場合、隣や裏が空地に面している物件、周辺の夜間街灯や照明設備が不十分な家、表通りから敷地内の様子が見えない家、玄関周辺に樹木が生い茂っている家は、避けた方がよいでしょう。
    (3)住居の警備
       住居への侵入等の犯罪手口は、鍵のかかってないドアや窓からの侵入がほとんどです。施錠は防犯の基本と言えます。外出の際にはしっかり確認しましょう。
    ア 門・フェンス
    住宅を囲む門、塀、垣根等が、防犯のための第一段階です。他人が無断で自分の敷地に入り込むことを防止することが目的ですが、その気になれば、簡単に乗り越えることもできてしまいます。
    しかし、泥棒にとっては、障害となり抑止効果がありますので、独立家屋の場合、門の鍵は、常にかけておくことが大切です。
    以下の点について、特に注意しましょう。
    ・外壁から直接住居の二階及び屋根に忍び込める構造になっていないか
    ・門扉にしっかりとした錠前が備え付けてあるか
       ・駐車場は住宅敷地内にあるか
       ・車庫には屋根、シャッターがついているか
       ・庭及び建物外周に照明設備はあるか
    イ 玄関ドア・窓
        賊の侵入を防止するためには、建物の外壁、すなわちドア、窓、壁等で構成される第二段階が重要です。
    ドア、窓等、人の出入りが可能な所は、必ず鍵をかけるよう気をつけましょう。
    以下の点について、特に注意しましょう。
       ・屋根、床から侵入されない構造か
       ・建物周囲に暗がり、死角となる場所はないか
       ・扉及び扉枠、窓枠は頑丈か
       ・ドアチェーンが設置されているか
       ・のぞき穴、インターフォン等来訪者の確認手段はあるか
       ・扉外側及び階段等にも照明設備があるか
       ・センサー、警報装置等の防犯機器は取り付けられているか
     
    2 近所づきあい
     隣人に出会った時は努めて挨拶するようにし、相互の信頼関係を普段から築いておくことが大切です。また、アパートに警備員や管理人がいる場合には、緊急時にすぐ助けを求めることができるようにしておくことも大切です。
     
    3 来訪者に対する注意事項
    (1)来訪者が見知らぬ者であったら、できる限りドアを開けずに用件を済ませましょう。
    (2)来訪者に対しては、玄関ドアの覗き穴等から身元を確認し、不用意にドアを開けることなく、ドアを開ける時にも、まずはドアチェーンをかけた状態のまま、半開きにして対応しましょう。
    (3)電気・ガス・水道・電話などの修理・取り付け工事等の場合は、事前に連絡を受けていない限り、家の中に入れることは避けましょう。
     
    4 外出時の安全対策
    (1)家の鍵を玄関マットや植木鉢の下等に隠すことはやめましょう。
    (2)旅行等で長期間留守にする場合には、郵便局や新聞配達所にバケーション・ホールドを依頼しましょう。また、信頼できる知人に時々住居の状況を確認してもらうよう依頼することも大切です。
    (3)旅行日程等の行動計画は、他人には安易に教えないようにしましょう。
     
    5 電話応対上の注意事項
    (1)電話がかかってきた場合には、相手を確認した上で自分の名前や番号を教えるようにしましょう。
    (2)間違い電話には、相手のかけた番号を聞くだけにすれば、相手に余計な情報を与えないですみます。迷惑電話防止のため、電話会社に頼んで、電話帳に名前を載せないようにすることもできます。
    (3)留守番電話を利用する際、「○曜日の△時まで戻りません」等、具体的な予定を明らかにするメッセージが流れることのないようにしましょう。
    (4)電話機のそばには、緊急連絡先リストを備え付けておくと、いざという時に便利です。
     
    6 郵便物対策
     次に掲げる不審な荷物は、内包物の確認は避けて慎重に取り扱うと共に、不審点が解明されるまでは受け取らないようにしましょう。
    (1)差出人の氏名又は住所が記載されていない場合
    (2)宛先の住所が誤って記載されている場合、又は誤字がある場合
    (3)普通の郵便と重量に違和感がある場合
     
     
    第4 犯罪別具体的注意事項
     
    1 窃盗(置き引き、車上ねらい)
     窃盗事件の多発場所は、空港ロビー、レストラン、ホテルのロビー、図書館等です。これらの場所では、貴重品は常に手元におきましょう。
    置き引きに対する防犯対策は、僅かな時間でも、貴重品を身の回りから離さないことです。
     車上ねらいは、主に地下駐車場、公園や人通りの少ない路上等で発生しています。
    たとえドアをロックしたとしても、車のガラスを割って犯行に及ぶケースが多発しています。車内の見えるところに荷物を置いたまま、その場を離れないようにするなどくれぐれも注意してください。[情報通信課1] 
     また、当地特有の窃盗として、集合ポストの郵便物を狙った郵便窃盗も多発しています。郵便物はポストに長期間放置しないよう心がけましょう。
    2 詐欺
    日本と同様に、株式の売買や遺産相続に関する詐欺も発生しています。観光地等で言葉巧みに話しかけて来る人物がいたら、十分注意するとともに、相手の誘いに乗らないよう心掛けてください。特に、日本語で話しかけてくる人物には、注意する必要があります。
    見知らぬ人に声をかけられて、これに応じたり、知り合ったばかりの人の家に行ったりしないようにしましょう。
     
    3 女性に対する暴行
     来訪者に対しては、相手方が誰であるかを確認した上でドアを開けること、また、見知らぬ人との会話では、住所などをみだりに教えないこと等にも普段から注意が必要です。
    また、貸部屋のテナント広告を出す際、自分の住所、氏名、性別を掲載し、さらに「ルームメイト男性可」と広告して、不幸にも被害にあった日本人女性もいます。広告する場合は、内容には自分の個人情報を極力少なく掲載し、逆に、相手の個人情報は、きちんと得られるようにしましょう。
     ヒッチハイクは、犯罪の被害者になる可能性が高いとされますので、慎重な判断が必要です。
     
    4 強盗(ひったくり)
     ATM等からお金を引き出した直後は、強盗に狙われる可能性が高いので注意しましょう。
     外出に際しては、不必要な大金は持ち歩かず、むやみに人前で財布を取り出したりせず、また、財布の中身が見えないように注意しましょう。
    バッグは車道側の肩に掛けないようにし、人混みを歩く時は、バッグを前に抱えたり、手を掛けていることも大切です。
     
    5 スキミング
    クレジットカード情報が盗み取られ、悪用される事件が多発しています。信用のできない店でのカードの利用は控えるとともに、カードの利用履歴を必ず確認し、不審な利用があった場合は直ちにカード会社に通報するようにしましょう。
     
     
    第5 場所別防犯対策
     
    1 外出する前に
    (1)外出先を家族、知人に伝え、夜間は一人での外出を避けるようにしましょう。
    (2)多額の現金を持ち歩かないようにしましょう。
     
    2 路上で
    (1)財布をズボンのポケットに入れる場合は、スリに十分注意しましょう。
    (2)付近で喧嘩や争いごとが起きた場合には、巻き添えに遭わないよう、速やかにその場から離れましょう。
    (3)見ず知らずの人から声をかけられた場合は、警戒して対応し、安易に相手の話に乗らないよう注意しましょう。
    (4)暗い場所、人通りの少ない路地、道路、公園及び遊歩道には、昼間でも近づかないようにしましょう。
     
    3 レストランで
    (1)食事中に、バッグを背もたれに掛けたり、座席の下に置くことは、グループであっても要注意です。足元に置いた荷物は、足で挟む、所在を確認する癖をつけることが大切です。また、グループ全員が、一緒に席を離れないようにしましょう。
    (2)上着やコートに貴重品を入れたままコートかけに掛ける、又は座席にバッグを置いたまま食事を取りに行くなどは避けるべきです。貴重品は、常に手元に置き、やむを得ず席を離れる場合は、同伴者にバッグやコートを見ていてもらうようにしましょう。
     
    4 空港や駅にて
    (1)空港や駅は、旅行者が多く、スリや置き引きの犯人が狙っていることが多いので注意してください。
    (2)到着した安心感から、バッグなどから目を離しがちになります。空港内の本屋での立ち読み中や、空港出入り口での喫煙中に所持品を盗まれることが多いので、貴重品からは目を離さないようにしましょう。
    (3)駅構内を移動中、リュックサックから財布等を盗まれた例もあります。リュックサックは、背後の警戒が疎かになりがちとなることから注意が必要です。
    (4)乗車券を購入するため窓口で係員と話している間にカバンを盗まれたケースもあります。バッグ等を手元から離さないこと、複数の場合は荷物番を決めておくなど、貴重品の管理をしっかりしましょう。
     
    5 ホテルで
    (1)貴重品は、ホテルのセーフティ・ボックスに預けるようにしましょう。
    (2)部屋の鍵が壊れている場合や鍵がうまくかからない場合には、必ずホテルのフロントにその旨を伝え、部屋を替えてもらうか、修理してもらいましょう。
    (3)部外者の対応は、必ずドアチェーンをかけたまま行いましょう。
    ホテル従業員を装った強盗もいるので、不審な点がある場合には、フロントに確認するなど、念には念を入れてからドアを開けるようにしましょう。
    (4)チェックインやチェックアウトの際には、手続に気をとられて、手荷物への注意が疎かになりがちです。カウンター上のバッグは手で押さえ、足元の荷物は両足でしっかり挟んでおきましょう。
    (5)従業員を装った泥棒の被害もありますので注意しましょう。
     
    6 公共輸送機関(バス、スカイ・トレイン、シー・バス)内で
    (1)バスやスカイ・トレイン等に乗車中は、できるだけ眠らないようにしましょう。
    特に一人でいる時は、所持品を盗まれる可能性が高いので注意してください。
    (2)所持品は、常に手元においておきましょう。
    (3)人通りの少ない場所にあるバス停は、利用することを避けるようにしましょう。
     
     
    第6 自動車に関する犯罪及び交通事故対策
     
    1 車使用時の防犯対策
    (1)走行中は、ドアをロックし、適正な車間距離をとるようにしましょう。降車する際は、必ずドアをロックして車から離れるようにしましょう。
    (2)交通状況については、前もって調査しておくようにすると共に、人通りの少ない脇道は避けましょう。
    (3)ヒッチハイカーは、できるだけ避けるようにしましょう。
     
    2 自動車を運転する際の注意事項
    (1)同乗者も含め、必ずシートベルトを着用しましょう。幼児は、必ずチャイルド・シートを利用しなければいけません。
    (2)当地では、赤信号でも右折可能の交差点が多いので、自分の対面している信号が青であっても、進入してくる車両があるかもしれないという意識を持ちましょう。
    (3)車を駐車するときは、安全な場所を選び、特に夜間は明るい場所に駐車し、人通りの少ない路上駐車は、できるだけ避けましょう。
    (4)降雪時は運転をなるべく控え、やむを得ず運転する際は、路面凍結によるスリップ等に十分注意しましょう。また、スノータイヤの装着を検討しましょう。
     
    3 事故処理対策
    (1)負傷者がいる場合には、まず応急の救護措置(安全な場所への移動、止血等)を講じ、次に「911番」に通報し、救急車とパトカーの派遣を要請しましょう。
    (2)事故当時、車両が交通の妨害になっている場合には、まず、車のトランクを開け、事故車であることが他の車にわかるようにして、追突等の二次事故防止を図りましょう。
    (3)安全な場所で、相手の氏名、住所、電話番号、勤務先、車両登録番号、保険会社名、証券番号、保険会社連絡先等を確認しましょう。
    (4)できるだけ目撃者を確保し、証言内容、住所、氏名、連絡先を聴取しておきましょう。
    また、証拠保全のため、可能であれば事故現場を写真撮影するようにしましょう。
    (5)保険会社に事故の報告をしましょう。
    (6)事故現場では、相手と無用な口論や、相手の書類にサインすることは避けましょう。
     
    第7 テロ・誘拐対策
     
    1 犯行を防ぐための基本方針
    (1)犯人が誘拐又は襲撃する場合は、相当な準備期間を要すると言われています。
    したがって「兆候の発見が発生防止の鍵」となりますので、「不審だ」と思った場合には、躊躇せずに防犯対策を講じるようにしましょう。
    一般的に、以下のケースは要注意です。
    ・日常生活の中で、偶発的に起こり難い事案が連続して起こった
    ・不審な電話がかかってきたり、誰かに尾行されたりしている
    ・遠くからビデオを撮られている
    (2)犯罪者やテロリストにとって、毎日、同じ時間、同じルートを行き来している対象が、最も狙いやすい標的です。
    通勤、通学経路は画一的になりがちですが、時折、経路、時間を変更することも効果的です。
    (3)誘拐の電話があった場合、虚偽や嫌がらせの場合もあり得ますので、日頃から家族のスケジュールを把握しておきましょう。
    (4)車への乗り降りの際に、周囲に対する警戒の素振りを見せる事は、テロ・誘拐はもとより、一般犯罪を予防する上でも効果的です。
    (5)子供の単独行動は極力避け、学校への送迎時等にも、子供を一人で待たせないようにしましょう。
     
    2 誘拐事件発生時の措置
    (1)誘拐を認知した場合は、先ず、事実関係の確認を行うことが肝要です。
    最初に通報を受けた者から事情を聴取するとともに、誘拐された者の所在を確認し、事件の真偽を確かめましょう。
    事実確認のポイントは、以下のとおりです。
    ・当人の行動予定はどうなっていたか。予定場所に当人はいるか
    ・当人の行動、所在はどの時点まで確認できるか。それは誰がどのように確認したか
    ・尾行、不審電話等、誘拐の前兆と思われることはなかったか
    ・犯人側からメッセージがあれば、いつ、何処で、誰が発見したものか。内容は何か
    (2)万が一、誘拐されてしまった場合は、一般的には逃走又は反撃のチャンスは少ないと認識し、犯人を挑発したり刺激したりしないようにしましょう。
    また、連行される際には、移動方向、移動時間、速度、距離を記憶し、外界の動き(背景音、臭い)や犯人の特徴に全神経を傾けましょう。
    (3)身内又は友人等の誘拐が確認された場合は、治安当局に連絡し、その指示に従いましょう。情報通信課2] 
     
    3 テロ事件の措置
    (1)爆弾予告等の脅迫電話を受けた場合は、先ず脅迫の真偽を確認するために、いつどこに爆発物を仕掛けたのか等を聴取し、避難及び治安当局への通報を検討しましょう。
    爆破予告の前後に、社内で不審物が発見された場合は、自ら確認することは避け、爆弾処理は警察に一任して、一歩でも不審物から遠ざかりましょう。
    (2)万一、付近で爆発らしき閃光を見たり、爆発音のような大音響を聞いた場合は、即時、その場に伏せ、爆発時の爆圧、破片等の飛散から身体を防護する姿勢をとってください。
     
     
    第8 緊急連絡先
     
    1 緊急時
    緊急事態一般(警察・消防・救急車)911番
    ・ 公衆電話から911番をかける時は、コインを入れる必要はありません。
    ・ オペレータが出たら、緊急事態の発生場所と事態の内容(警察・消防・救急の別)を告げてください。
    ・ 英語で説明できない場合は、「ジャパニーズ・プリーズ」と告げてください。
     
    2 警察関係(緊急時は911番、非緊急時は311又は下記電話番号)
    (1)RCMP -“E”Division(カナダ連邦警察BC州・ユーコン準州管轄)
        代表: 778-290-3100
    (2)バンクーバー市警察(VPD)
           代表: 604-717-3321
    (3)バーナビー警察(RCMP)
        代表 604-294-7922
    (4)リッチモンド警察(RCMP)
        代表 604-278-1212
     
    3 州・市関係(地震、津波、大規模災害・事故等への対応)
    (1)州レベル
    Provincial Emergency Program (PEP) 電話:1-888-257-4777
    PEP Headquarters (Victoria) 電話:1-250-952-4913 
    South West Region (Surrey office) 電話:1-604-586-4390
    ウェブサイト: 
    http://www2.gov.bc.ca/gov/content/safety/emergency-preparedness-response-recovery
     
    (2)市レベル
    ア バンクーバー
    Emergency Social Services (ESS) 電話:604-873-7000
    ウェブサイト:http://vancouver.ca/home-property-development/public-safety.aspx

    イ バーナビー
    Burnaby Emergency Program Office 電話:604-294-7097
    ウェブサイト:
    http://www.burnaby.ca/City-Services/Public-Safety/Emergency-Program.html

    ウ リッチモンド
    Public Safety Emergency Preparedness 電話:604-233-3333 
    ウェブサイト:http://www.richmond.ca/safety/prepare.htm

    4 在バンクーバー日本国総領事館(Consulate General of Japan in Vancouver
        住所:900-1177 West Hastings Street、 Vancouver、 B.C. V6E 2K9
      電話:1-604-684-5868(緊急時:休日および夜間等の執務時間外対応可)
      ウェブサイト:www.vancouver.ca.emb-japan.go.jp/index_j.htm
     
    5 カナダ市民権・移民省(Citizenship and Immigration Canada
     電話:(カナダ国内より)1-888-242-2100
    バンクーバー市内事務所 (面談相談は事前予約のみ可)
    住所:1148 Hornby Street、 Vancouver、 BC V6Z 2C3
    ウェブサイト:www.cic.gc.ca/english/
     
    6 バンクーバー国際空港Vancouver Airport Authority
    Information & Assistance(24時間) 代表電話:1-604-207-7077
    遺失物専用:1-604-276-6104 or 1-866-817-5243
    ウェブサイト:www.yvr.ca/
     
    7 BCフェリーBC Ferries
    電話:(カナダ国内より)1-888-223-3779
    (カナダ国外より)1-250-386-3431
    ウェブサイト:www.bcferries.com/

    8 主要病院リスト一覧
No. 病院名 住所、TEL及び関連サイト 救急
一般病院    
 1 Vancouver General Hospital
(Jim Pattison Pavillion)
899 West 12th Avenue、 Vancouver、 B.C. V5Z 1M9
TEL: 604-875-4111
http://www.vch.ca/locations-and-services/find-locations/?site_id=470
 2 UBC Hospital
(Koerner Pavillion)
2211 Wesbrook Mall、 Vancouver、 B.C. V6T 2B5
TEL: 604-822-7121
http://www.vch.ca/locations-and-services/find-locations/?site_id=164
 

 
 3 Mount St. Joseph Hospital 3080 Prince Edward Street、 Vancouver、 B.C. V5T 3N4
TEL: 604-874-1141
http://www.vch.ca/locations-and-services/find-locations/?site_id=112
 
4 St. Paul’s Hospital
(Burrard Building)
1081 Burrard Street、 Vancouver、 B.C. V6Z 1Y6
TEL: 604-682-2344 
http://www.vch.ca/locations-and-services/find-locations/?site_id=784
 

 
 5 BC Children’s Hospital 4480 Oak St、 Vancouver、 B.C. V6H 3N1
TEL: 604-875-2345
http://www.vch.ca/locations-and-services/find-locations/?site_id=820
 
 6 Burnaby Hospital 3935 Kincaid Street、 Burnaby、 B.C. V5G 2X6
TEL: 604-434-4211
http://www.fraserhealth.ca/find-us/locations/our-locations?site_id=1756
 
 7 Richmond Hospital 7000 Westminster Highway、 Richmond、 B.C. V6X 1A2
TEL: 604-278-9711
http://www.vch.ca/locations-and-services/find-locations/?site_id=135
 

 
 8 Surrey Memorial Hospital 13750 96th Avenue、 Surrey、 B.C. V3V 1Z2
TEL: 604-581-2211
http://www.fraserhealth.ca/find-us/locations/our-locations?site_id=1792
 
 9 Lions Gate Hospital 231 East 15th Street、 North Vancouver、 B.C. V7L 2L7
TEL: 604-988-3131
http://www.vch.ca/locations-and-services/find-locations/?site_id=95
 

 
10 Eagle Ridge Hospital 475 Guildford Way、 Port Moody、 B.C. V3H 3W9
TEL: 604-461-2022
http://www.fraserhealth.ca/find-us/locations/our-locations?site_id=1766
 

 
11 Royal Columbian Hospital 330 East Columbia Street、 New Westminster、 B.C. V3L 3W7
TEL: 604-520-4253
http://www.fraserhealth.ca/find-us/locations/our-locations?site_id=1789
 

 
12 Victoria General Hospital 1 Hospital Way、 Victoria、 B.C. V8Z 6R5
TEL: 250-727-4212
http://www.viha.ca/locations/victoria_general_hospital.htm
 

 
乳児・女性専門    
13 BC Women’s Hospital 4500 Oak Street、 Vancouver、 B.C. V6H 3N1
TEL: 604-875-2424
http://www.bcwomens.ca/
Note: 救急(医療)対応 ○:24時間体制  △:時間限定  ☓:なし
 
参考:上記の病院で診察を受けるには、原則としてファミリードクターからの紹介が必要です。
なお、HealthLink (ダイヤル811)は、州の保険(ケアカード)無しでも24時間相談を受け付けています。また、電話口で申し込めば無料の日本語通訳も可能です。
 
 
 
III 在留邦人用緊急事態対処マニュアル
 
第1 平素の準備と心構え
 
1 連絡体制の整備
大地震、津波、洪水等の自然災害はもとより、同時多発テロ、新型インフルエンザ等はいつ発生するかわかりません
そのような緊急事態が発生した場合に備えて、家族間、会社内又は友人知人間の緊急連絡方法を予め決めておいてください。併せて、日頃から、お互いの所在を極力明確にするようにしてください。
 
2 一時避難場所
 緊急事態発生の際には、常にその進展に注意を払い、情報を収集し、危険な場所に近づかないことを心がけてください。
万が一、緊急事態に巻き込まれそうになった場合の避難場所について、自分がどこにいるのか(勤務先、通勤通学途上、自宅など)、どのような事態に巻き込まれそうか等、いくつかのケースをあらかじめ想定して、それぞれの場合の一時避難場所及び家族の集合場所を検討しておいてください。
 
3 緊急事態における非常用物資の準備
 旅券、現金、貴金属など最低限必要な物は安全対策を講じつつも、直ちに持ち出せるようにしておいてください。情報通信課3] 
 緊急時は、一定期間自宅で待機する可能性もありますので、非常用食料、医薬品などを最低10日分準備しておくことをお勧めします。
 
4 ガソリンの備え
 2005年夏、ハリケーン・カトリーナがニューオリンズなど米国南部を襲った際には、車で避難できた人とできなかった人との間で、状況が大きく異なりました。
当地においても、寒波が発生した際に、大規模な停電が発生した場合などには、避難のためにも、また、暖をとるためにも、日頃から車のガソリンの給油などの備えを講じておく必要があります。
 
5 「オンライン安否照会システム」の利用方法確認
 大規模な災害が発生した場合、電話回線が混雑したり、電話会社がサービスを停止したりすることがあるため、被災地までの電話がつながりにくい状況となり、日本の家族等と連絡ができない可能性があります。
外務省では、このような事態に備え、海外における大規模緊急事態発生時に、インターネット上で邦人の安否を確認するシステムを開設いたしました。(同システムの利用は、災害など発生時のみ可能です。)
 システムの利用方法等の詳細は、外務省のホームページをご参照ください。
 
 
第2 緊急時の行動
 
1 情勢の把握
 緊急事態が発生し、又は発生する恐れのある場合、当館は、邦人保護に万全を期するために、情報の収集や対策の策定を行い、在留届に基づき通報いたします。
平静を保ち、根拠のない噂に惑わされたり、群集心理に巻き込まれたりすることのないよう、注意してください。
 緊急事態発生の際には、現地の放送、NHKなどの海外放送、衛星放送テレビなどの視聴による情報収集を心がけてください。
 
2 当館への通報
 現場の状況のうち、通報する必要があると考えられるものは、随時当館に連絡願います。その他の在留邦人の皆様への貴重な情報源となります。
 自分や家族又は他の邦人の生命・身体・財産に危害が及び、又は及ぶ恐れがあるときは、その状況を当館に通報してください。
 緊急事態発生の際には、お互いに助け合って対応に当たることも必要となります。
当館より、在留邦人の皆様に種々御協力をお願いすることもございますので、宜しくお願い致します。
 
3 国外への退避
(1)所在の通報
 事態が悪化し、各自若しくは所属先企業等の判断により、又は当館の要請により、帰国、第三国等へ退避する場合、その旨を当館へ通報してください(当館への連絡が困難である場合は、日本の外務省領事局海外邦人安全課(電話:011-81-3-5501-8160)に連絡するよう努めてください。)。
(2)退避勧告
 当館が「退避勧告」を発出した場合は、自家用車や、一般の公共交通機関(商用機、列車、バス等)が安全な形で運行している間には、それを使って可能な限り早急に退避してください。
一般商用便等の運行がなくなった場合、あるいは満席等で一般公共交通機関が利用できない場合は、臨時便の利用、あるいはチャーター便の手配などにより退避することが必要となってくることもあり得ます。
 
 
第3 緊急事態に備えてのチェックリスト
 
1 旅券
 旅券は、常時6ヶ月以上の残存有効期限があることを確認しておいてください。
また、旅券最終項の「所持人記入欄」は漏れなく記載し、その下段には、血液型を記入しておくことをお勧めします。
 
2 携帯電話
 緊急事態が発生すると、通話集中・通話制限、アンテナ等施設の損壊等、いろいろな原因により携帯電話が通じにくくなります。
通話を試みるうちに電池が消耗してくるので、充電器の携行とともに、停電も想定して車載用の充電器の携行もお勧めします。
 
3 自動車の整備
 不測の事態に備え、メンテナンスを心掛け、常時十分な燃料を補給しておくとともに、車内には地図、作業用手袋、懐中電灯、冬期移動時のトラブルに備えた防寒着等を備えておきましょう。
 
4 携行品の準備
 避難場所への移動を必要とする事態に備え、上記に加え、一般的に次の携行品を直ちに持ち出せるように準備しておくことをお勧めします。
(1)衣類、雨具、寝袋、運動靴
(2)食料品(保存が可能なインスタント食品、缶詰)、水
(3)救急箱(常備薬、持病薬、消毒薬、包帯等)
(4)燃料(ライター、マッチ、ろうそく、カセットコンロ)
(5)携帯ラジオ
 
5 その他
 カナダ連邦政府及びブリティッシュ・コロンビア州政府が各々緊急事態対応についてのホームページを有しており、国民及び州民に対して情報提供をしています。いずれも緊急事態時における食料及び飲料水3日間分の備蓄を奨励しています。
(1)カナダ連邦政府ホームページ:
https://www.getprepared.gc.ca/cnt/rsrcs/pblctns/yprprdnssgd/index-en.aspx
(2)ブリティッシュ・コロンビア州政府ホームページ
http://www2.gov.bc.ca/gov/content/safety/emergency-preparedness-response-recovery

別紙1
被害届に役立つチェックシート
 
 警察当局への被害届提出時に必要な情報は、警察によって若干異なりますが、この用紙に英語で記入、該当する□にチェックして、警察への届け時の説明に活用してください。
なお、被害を届けた際は、担当の警察官の名前、連絡先及び事件の番号を必ず確認し、届出証明書を警察官から受け取りましょう(以下の届出内容に関して、インシデント・レポートを作成してください。)。
 
I would like to request your office to make an incident report regarding my complaint as follows.
 
 
◎VICTIM(被害者)
 
・Family Name(姓)
                      
・First Name(名)
                                  
・Sex(性別)
  □Male(男)  □Female(女)
・Date of Birth(生年月日)
(月)        (日)        (年)
 Month          Date         Year         
・Nationality(国籍)
                      
・Occupation(職業)
                              
・Passport Number(旅券番号)
                       
・Address in Japan(日本の住所)
                     
・Address in Canada(カナダの住所)
                                     
 
 
◎PERSON REPORTING(届出人) 
 
・Family Name(姓)
                      
・First Name(名)
                                  
・Sex(性別)
  □Male(男)  □Female(女)
・Date of Birth(生年月日)
(月)        (日)        (年)
 Month          Date         Year         
 
 
◎Date of Incident(被害発生日、時間)
 
(月)        (日)        (年)
 Month          Date         Year        
(時:分) 
 Time    :     
 
 
◎Types of Crime(被害の種類)
        
  • Luggage Stealing(置き引き)
  • Break in Vehicle(車上荒らし)
  • Pickpocket(スリ)
  • Snatch(ひったくり)
  • Extortion・Racket(恐喝・ゆすり)
  • Robbery(強盗)
  • Fraud(詐欺)
  • Assault(暴行)
  • Rape(強姦)
 
 
◎Place of Incident(被害発生場所)
 
  • On the street(路上で)
  • At the Station(駅で)
  • On the Bus(バスの中で)
  • At the Airport(空港で)
  • At the Hotel(ホテルで)
  • At the Restaurant(レストランで)
  • At the Park(公園で)
  • Other Place(その他の場所で)
                   
 
 
◎Description of Suspect(s)(犯人の人相)
 
・Did you see the Suspect?(犯人を見たか)
 □Yes(はい) □No(いいえ)
・Number of Suspect(s) (犯人の人数)
 □One(1人) □Two or More(2人以上)
  How many?              (人数を記入)
・Sex(性別)
 □Male(男)  □Female(女)
・Age(年齢)
 □Old(老人) □Middle(中年)
 □Young(若い)□Child(子供)  
・Race(人種)
 □Caucasian(白人) □Asian(アジア人)
 □Hispanic(ラテン系)
 □Middle Eastern(アラブ系)
 □Other(その他)           
・Clothes(服装)
 □Suit(スーツ)
 □One-Piece(ワンピース)
 □Shirt(Yシャツ)  □T-Shirt(Tシャツ)
 □Pants(ズボン)  □Jeans(Gパン)
 □Short-Pants(半ズボン)
 □Skirt(スカート)
 □Others(その他)           
・Hair(髪型)
 □Long(長髪)    □Medium(普通)
 □Short(短髪)  □Skin-Head(丸刈)
 □Black(黒髪)  □Brown(茶髪)
 □Blond(金髪)  □White/Grey(白髪)
・Others(その他の特徴)
 □Mustache(口髭)□Beard(顎鬚)
 □Glasses(眼鏡)
 □Sunglasses(サングラス)
 □Mask(覆面) □Tattoo(入れ墨)
・Car(車両)
 □Number Plate(プレート番号)
                                    
  □Make & Model(製造会社)
                                         
 □Color(色)              
 □Type & Year(型式及び製造年度)
                                         
 
 
◎Stolen Items(被害品目)
 
  • Wallet(財布)
  • Purse(女性用財布)
  • Briefcase(ブリーフケース)
  • Hand Bag(ハンドバック)
  • Cash(現金)
    Amount(金額)                   
  • TC(トラベラーズチェック)
    Amount(金額)                   
  • Credit Card(クレジットカード)
       Name of Card(カード名)
                                         
  • Passport(旅券)
       No.(番号)                          
       Date of Issue(発行年月日)
                                         
  • Air Ticket(航空券)
  • Driver’s License(運転免許証)
  • Camera(カメラ)
  • Video Camera(ビデオカメラ)
  • Cell Phone(携帯電話)
  • Other Items(その他の物)
  •                   
  • Other Items(その他の物)
  •                   
  • Other Items(その他の物)
  •                   
  • Other Items(その他の物)
  •                   
 
・Total Amount of Damage(被害総額)
 
                     
 
 
◎Suspect(s) Escape Route(逃走経路)
 
 (東)  (西) (南)  (北)
 □East   □West   □South   □North
              St.
 
 

 [情報通信課1]スキミングによる車の解錠は、非常に希である上、一般人による防止は困難であることから削除
 [情報通信課2]所属先本社に共犯者がいる可能性もあるので、所属先本社への連絡を削除。また、当館への連絡が犯人にばれた場合に、人質の生命に危害が加わる可能性があるため、当館への通報を削除。
 [情報通信課3]空き巣による被害を拡大するため削除