住居侵入対策について(2015年2月)

平成27年2月14日
 1月27日付のバンクーバー・サン(Vancouver Sun)紙において住居侵入被害及び強盗被害対策として以下4点を挙げていたのでご紹介いたします。

1 ドアの施錠
   最近の鍵は,良質の材質が使われており,機能も改良強化されるなど高性能化が進んでいる。鍵は最新式かつ高性能ものを取り付ける。
2 窓の施錠
   最近の窓ガラスは強度の強い厚いガラスが使われている。フレームもより強固な材質が使われている。ガラス,フレーム,鍵においては最新式かつ高性能なものを取り付ける。
3 室内照明
   夜間や留守時においても室内照明を点灯させることにより室内に人がいると思わせ,住居侵入の可能性を低減させることができる。また,ラジオやテレビを点けたり番犬を飼うことなども有効な手段である。
4 室外照明を点灯させる
   泥棒や強盗は周囲を明るく照らされることを嫌う。夜間は室外照明や感知式照明を設置し常時またはランダムに点灯するようにする。周囲を明るくすることも有効な手段である。セキュリティ・カメラも併せて設置するとより効果的である。
 
【ご参考】
一見安全そうに見えるバンクーバーですが決して安心はできません。バンクーバーと日本の犯罪発生率(刑法犯全体)を比較するとバンクーバーは日本の約8倍です。
以下は昨年(2014年)の各犯罪件数及び発生率の比較です。
○殺人の発生件数    9件 (発生率は日本の約 2倍)
○性犯罪 〃    406件 (    〃  約 6倍)
○傷害  〃   4017件 (    〃  約14倍)
○侵入盗 〃   5236件 (    〃  約11倍)
○強盗  〃    650件 (    〃  約42倍)