二つの歩み~日本外交と日系人の遺産~「1990年代までの戦後補償運動」
平成26年11月6日


全6回シリーズで開催している講演シリーズ「二つの歩み~日本外交と日系人の遺産~」の第5回目が、10月28日、日系文化センターにて開催されました。まず、岡田総領事より当時の総領事館の活動について説明があり、アート・三木氏より、時系列に沿って戦後補償運動についての講演が行われました。講演は、1988年のカナダ政府による公式謝罪を勝ち取るまでの困難や挫折の長い道のりについての三木氏の実体験や舞台裏で活躍した人々との秘話を交えながら、深く切り込んだ内容となりました。また、パネリストとして、ロイ・三木氏、ヘンリー・清水氏、そしてジョン・遠藤氏も参加し、自身の経験談や質問を加えながら有益な議論が行われました。

