二つの歩み~日本外交と日系人の遺産~戦後復興時代 (2014年8月2日)

平成26年8月16日
戦後の日系人の状況を語るゴードン門田氏
領事館の再開の状況を説明する岡田総領事
 6回シリーズの「二つの歩み~日本外交と日系人の遺産~」の第4回目が8月2日、バンクーバー仏教会において開催されました。この日のテーマは、「戦後復興時代」でした。岡田総領事は,戦後のサンフランシスコ講和条約について説明し,領事館の再開,領事公邸の再購入を始め戦後日本外交の基本方針について説明しました。講演者のゴードン・門田氏は、日系カナダ人が、自分たちの生活やコミュニティーを再興する過程において直面した、困難や出来事についての概要を説明しました。また,どのように「NIKKEI」という言葉が使われるようになり、日本人子孫がカナダ社会において再びその地位を確保するにいたった経緯を語りました。
 
 次回講演会は、10月24日(金)、19時から日系博物館及び文化センター(6688 Southoaks Crescent, Burnaby)において開催されます。次回講演会のテーマは、「1990年代-戦後補償運動」です。
補足説明をするパネリスト
講演を聴く一般参加者