二つの歩み~日本外交と日系人の遺産~第二次世界大戦時代

平成26年7月10日
ニュー・デンバーの収容所での生活を語るヘンリー清水氏
バンクーバー領事館の閉鎖について説明する岡田総領事
   6回シリーズの「二つの歩み~日本外交と日系人の遺産~」の第3回目が6月27日、スティーブストン仏教会において開催されました。この日のテーマは、「第二次世界大戦時代」で、講演者はヘンリー清水氏でした。清水氏は、自らが描いた27点の絵画を基に、当時の日系カナダ人の置かれた状況の説明を行うとともに、ニュー・デンバーの収容所での実体験を語りました。また、27点のうち6点の絵画が講演会場に展示されました。
更に、岡田総領事が、バンクーバー領事館と本国との通信記録を基に、領事館の閉鎖と領事館員の本国への帰還について語りました。
 次回講演会は、8月2日(土)、12時半からバンクーバー日本語学校(VJLS)においてパウエル祭の一環として開催されます。次回講演会のテーマは、「戦後復興期時代」です。
収容所時代の絵画のスライドを紹介するヘンリー清水氏
講演者やパネリストに混じり質疑応答に参加する一般参加者