BC州アボッツフォードにおける鳥インフルエンザの再発状況

２月11日、カナダ食品管理庁（Canadian Food Inspection Agency, http://www.inspection.gc.ca ）は、BC州アボッツフォードの家禽農場で鳥インフルエンザが再び発生したことを確認、発表しました。以下、その概要をお伝えします。

１．この農場は、1月24日に鳥インフルエンザが発生した農場の近郊に位置し、すでにカナダ政府機関により鳥インフルエンザ伝染検査地域として管理下に置かれている範囲の中にあります。

２．今回鳥インフルエンザが発生した農場の家禽も処分されることになっていますが、ウィルス自体は弱毒制であるとみられており、感染した家禽に接触した場合を除き、人に感染する可能性は低いと予想されています。（なお、1月24日に発生した鳥インフルエンザ・ウィルスは人への感染力が低いH1N2型であったことが判明しています。）

３．感染経路は明らかになっておりませんが、今回も渡り鳥との接触により感染したとの観測がなされています。

４．以上の詳細につきましては、カナダ食品管理庁の下記URLもご参照下さい。
http://www.inspection.gc.ca/english/corpaffr/newcom/2009/20090211e.shtml　
また、前回1月27日付で当館より発出いたしましたスポット情報もご参照下さい。
http://www.vancouver.ca.emb-japan.go.jp/jp/consular_j/safety_info/safety_support/spot090127.htm