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邦人安全スポット情報(2008年12月13日)

 

大規模自然災害に備えて(当館HP掲載)
ブリティッシュ・コロンビア州から南へ、ワシントン州、オレゴン州、カリフォルニア州に至る地域は幅広く活火山が点在し、それらはCascade Volcanoesと言われています。有史以来、多くの火山噴火が観測されてきました。特に、1980年5月18日に発生したワシントン州のセント・ヘレン山(Mount St. Helens)の噴火は山の形が変形するほど規模が大きく、57名の人名を奪うほどの災害となりました。また、火山噴火が誘発する地震や降灰などに国境はなく、遠隔地にも大きな影響を与えることは言うまでもありません。
また、北米西海岸は地震帯の上に位置し、BC州においても、体に感じないものも併せれば年間1200件の地震が発生していると言われています。その他、津波、山火事、洪水などの被害もわれわれの身近にいつ脅威を与えないとも限りません。
上記の点を踏まえ当館ホームページでは、「大規模自然災害に備えて」という項目を設け(http://www.vancouver.ca.emb-japan.go.jp/jp/consular_j/natural_disaster_j.htm )、自然災害の発生に日頃から備えるための留意点を広報しております。
今回はその中からポイントとなる点をご紹介しておこうと思います。


ポイント1:災害発生後、72時間以内の自助努力
カナダでは、大規模災害発生後、72時間は自力で持ち堪えて欲しい、と広報しております(例えば、http://getprepared.ca/ 参照)。広大な国土で発生する災害に対しては、まずは住民一人一人の自助努力を促す、ということかと思われます。また、このことは、「普段からの心構え」の大切さにも通じるものがあると言えます。


ポイント2:普段からの準備・心構え
それでは、どのような準備・心構えが大事とされているかについて、次に述べます。
(1)非常用物資の備蓄
簡易食料・飲料水の準備はもとより身近で利用する手軽な生活用品、ラジオ、医薬品、などを取り揃えておくことは重要です。各種用品は、家族各々がナップサックに入れて持ち出せるようにし、また、自宅、職場、自家用車内にそれぞれ用品を準備しましょう。
また、非常用物資のセット用品をカナダ赤十字(1-888-307-7997、http://www.redcross.ca )や、大型薬局・生活用品店などで手に入れることもできます。
(2)あらかじめ決めておくこと、知っておくこと、やっておくこと
職場や自宅の周辺環境に日頃から目配りし、特に家族同士ばらばらになっても集合できる安全な場所、逆に危険な場所、緊急時の連絡先などを決めて情報を共有しましょう。また、ガスの元栓の締め方を覚えること、発火物質の除去、本棚や家具の固定、ベッドや椅子を窓から遠いところに設置することなども日頃から心がけるべき点と言えます。火災保険など各種保険加入も重要です。
(3)災害が発生したら
災害が発生したら、まずパニックに陥らないようなるべく気持ちを落ち着けましょう。パニックは二次災害、三次災害を引き起こすものです。また、自宅にいればガスや水道の元栓を締め、怪我には応急措置で対処しましょう。また、地震、洪水といった個別の災害に対する注意点も当館HPに掲載しています。
日頃からの準備にも言えることですが、ニュース番組を流し続けているラジオ放送局、例えば980KHZや1130KHZ、CBCの地方局を聴取し、災害情報をチェックすることは、情報収集という意味で不可欠と思われます。
また、北米の在外公館では、在留邦人が多数巻き込まれている可能性のある大規模災害が発生した際に「全米・カナダ邦人安否確認システム」を立ち上げ、安否確認の伝言メッセージを家族・友達同士で残すことができるようにする予定です。詳しくは、http://www.vancouver.ca.emb-japan.go.jp/jp/consular_j/eiss_j.htm をご参照下さい。


ポイント3:災害対策お役立ちリンク
最後に、下記のリンクを参考にして、日頃よりカナダにおける災害対策情報を広く収集しておきましょう。
(1)http://www.pep.bc.ca/index.html 
BC州公共安全省(Ministry of Public Safety and Solicitor General)の策定するBC州緊急事態計画(Provincial Emergency Program)に関する情報です。地震、洪水、山火事、津波などあらゆる災害に関する情報が載っています。
(2)http://www.community.gov.yk.ca/emo/index.html 
ユーコン準州の緊急事態対策に関する情報です。
(3)http://www.community.gov.yk.ca/firemanagement/index.html 
ユーコン準州の山火事及び対策情報のページです。
(4)http://wcatwc.arh.noaa.gov/
北米西海岸及びアラスカの津波情報に関するページです。
(5)http://getprepared.ca/index_e.asp 
カナダ連邦政府(公共安全省)の緊急事態対策に関するページです。
(6)http://www.redcross.ca/article.asp?id=000005&tid=003 
カナダ赤十字のページ。Emergency Supply Kit等に関する情報も載っています。

 

 

 

 
 
 
(C) Consulate General of Japan in Vancouver, 900-1177 West Hastings Street, Vancouver, BC V6E 2K9 Tel: (604) 684-5868. ページ更新日2008年12月15日