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新型インフルエンザワクチンに関する厚生労働省のカナダ調査結果について

在バンクーバー日本国総領事館

 

グラクソ・スミスクライン社製の新型インフルエンザのワクチンに関して、11月30日から12月3日まで厚生労働省調査チームがカナダで調査を行った結果が公表されましたところ、概要は以下の通りです。

  1. カナダ政府としては、一部のロット(ロット7A)の使用を中止したのは予防的な措置であり、また、ロット7Aに限られた問題と判断しており、ワクチンは安全で高い効果があると考えている。他のロットでワクチン接種は継続中。
  2. カナダ政府としては、ロット7Aとアナフィラキシー(血圧低下、呼吸困難等を呈するアレルギー反応)の原因と関連づけられる問題は見つかっておらず、品質上の逸脱もないことを確認している。また、これまでの調査・解析により、抗原等が原因とは考えにくいと判断している。
  3. 調査チームとしては、カナダ側の説明について解析データ等に基づき確認した。
  4. カナダ厚生省、公衆衛生庁と厚生労働省は今後ともH1N1ワクチンに関し、迅速に情報交換することで合意。

 

詳細については厚生労働省ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/dl/infu091210-01.pdfに掲載されていますので、ご参照願います。

 

   
 
(C) Consulate General of Japan in Vancouver, 900-1177 West Hastings Street, Vancouver, BC V6E 2K9 Tel: (604) 684-5868. ページ更新日2009年12月10日