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渡航情報(広域情報の発出):アイマン・アル・ザワーヒリーによるとみられる声明
1.9月11日、カタールの衛星テレビ局「アル・ジャジーラ」は、アル・カーイダのNo.2とされる幹部アイマン・アル・ザワーヒリーによるとされるビデオ声明の一部を報じました。同声明では、西側諸国は湾岸地域及びイスラエルにおいても攻撃の対象となると新たに警告しています。同声明の主要点は次のとおりです。
2.ザワーヒリーによると見られる声明が報じられたのは、本年に入り10回目ですが、湾岸諸国における攻撃に関し警告が行われたのは今回が初めてです。
3.これらザワーヒリーによるとみられる声明の信憑性は明らかになっていませんが、今回新たに湾岸諸国における攻撃に関し警告が行われたことを受け、湾岸諸国の一部では既に警戒を強めているとの報道もあります。さらに、このような声明が出されたこと自体が各地のテロ組織に影響を及ぼす可能性も排除されないことに留意する必要があります。したがって、特に湾岸諸国並びにイスラエル及びその周辺国においては、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努め、テロの標的となる可能性がある施設等の危険な場所にはできる限り近づかない、大勢の人が集まる場所では警戒する、周囲の状況に注意を払うなど安全確保に十分注意を払って下さい。 また、テロ事件が発生した場合の対応策を再点検し、状況に応じて適切な安全対策が講じられるよう心掛けてください。
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