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航空機に対する爆弾テロに対するカナダにおける対応8月10日、カナダ政府は英国にて発生した航空機に対する爆弾テロ容疑事件を受け、カナダにおけるテロ対策の強化を発表しました。その概要は以下の通りです。
1.自由、民主主義の価値観を有するいかなる国もテロの脅威にさらされており、カナダもテロの標的になる可能性がある。このため、政府は、米国、英国その他同盟国と緊密に情報交換を行っている。
2.カナダ政府は、今後、カナダ国内で離着陸する全ての航空便において、液体又はジェル状の物質の機内への持ち込み(carry-on baggage)を禁止するとともに、これらの物質を持ち込む場合は、受託手荷物(check-in baggage)として予め保安検査を受けなければならないことを決定し、空港管理者、航空会社等の関係者に通知した。
3.上記対策に伴い、空港における混雑や航空便の遅延が懸念されるが、国民が事態を理解し、これらの不便を受け入れることを期待する。
なお、これらの連邦政府の対策とは別に、カナダ各地の空港においては、独自の保安対策の強化を行っており、免税店の閉鎖、靴を脱いでの保安検査、保安区域での液体物(コーヒー等)の販売の禁止等が実施されています。在留邦人の皆様におかれましては、航空機ご利用の際は機内持込手荷物は最小限に抑えるとともに、空港での安全検査及び搭乗手続きに通常以上の時間がかかることが予想されますので、通常より早めに空港に向かわれることをおすすめ致します。
●カナダ政府ニュースリリース
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