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鳥インフルエンザの発生に関するお知らせ(2005年11月23日付)

 

 

1.当地紙は、ブリティッシュ・コロンビア州において鳥インフルエンザが発生した旨以下の通り報道しています。

 

(1)11月20日、カナダ食品検査庁(本部ウィニペグ)は、ブリテッシュ・コロンビア州チリワックの家禽農場のカモ(Duck)からH5型の鳥インフルエンザ  が発見されたと発表しました。同庁によれば、今回発見された鳥インフ ルエンザは病原性の弱い北米型であり、アジアで流行している病原性の強い型とは異なり致死性の型ではないとのことです。

(2)予防措置として、鳥インフルエンザが発生したチリワックの家禽農場の約6万羽の家禽が処分される他、同じ地域にある他の4家禽農場は現在隔離されています。

 

2.鳥インフルエンザの人体への感染について

2003年12月以降、東南アジアにおいて通常人体へ感染することのない鳥インフルエンザが人体に感染し、これまでに死者が出ましたが、人体から人体への感染は現在のところ確認されていません。

 

3.一般的注意事項

 

以下のような注意を日常的に行うようお勧めいたします。

  • うがいや手洗いなど通常の感染症予防対策を行う。
  • 鳥インフルエンザの流行が見られる地域の家禽を飼育している農場への立ち寄りを避ける。
  • 鳥インフルエンザの流行が見られる地域において、生きた鳥への接触、また、生鳥を扱う市場への不用意、無警戒な立ち寄りを避ける。
  • ウィルスは加熱(70度で5分間)により死滅すると言われているので、調理時には十分な加熱をする。

 

 

   
 
(C) Consulate General of Japan in Vancouver, 900-1177 West Hastings Street, Vancouver, BC V6E 2K9 Tel: (604) 684-5868. ページ更新日2005年11月23日