米国入国査証免除の取扱い変更
（査証免除の１年延長）

 

米国政府は、同国のテロ対策包括法に基づき、「非機械読取式旅券」を所持している外国人が米国で入国する場合には、入国前に査証（ビザ）を取得するという方針を本年１０月１日より実施する旨発表していましたが、今般、各国の働きかけにより、本件措置を１年延長し、２００４年１０月２６日から実施することを決定しました。

 

　これに伴い、査証免除対象国である日本旅券の「非機械読取式旅券」を所持する日本人であっても、明年１０月２６日までは短期滞在目的の入国に際しては、これまでの査証免除措置が継続されることになりました。

 

　なお、外務省では、米国政府による新方針導入に対応し、「機械読取式旅券」への切替を希望される場合には、残存有効期間の長さにかかわらず、申請を受け付けることといたしておりましたが、同切替措置につきましては、今後も継続する予定です。また、この措置による旅券の発給には、これまで同様に通常の新規切替の手数料（10年の場合192.30C$、5年の場合128.20C$）を要しますので宜しくお願い致します。