伊藤総領事からのメッセージ
皆さん今日は。ようやく、夏らしい日が増えてきたように思います。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
この一月は、様々なスポーツ競技の大会が当地で行われました。
世界的には何と言っても、なでしこジャパンのワールドカップ優勝が大きな出来事でしたが、なでしこジャパンが優勝した日に当地で行われた女子のソフトボール大会でも日本がアメリカを下して優勝しました。また、その後、UBCで行われたフィールドホッケーの大会でも、日本の女子チームが優勝しています。私も、これらの大会の開会式に出席し、選手の皆さんとお目にかかり、激励する機会がありましたが、日本の女性のたくましさに、男の方ももう少し頑張らないと、などと考えています。
また、先月末には、カンバーランドでモンクリフ氏に対する旭日双光章の授与式を行いました。今回は、受章者や招待客の居住地がバンクーバーから離れていることや、たくさんの村民が受章を共に祝いたいとの強い意向が示されたために、先方に出向いて授与式を行うという異例の対応になりましたが、200名ほどの出席を得て、非常に良い式典になったと思います。担当の館員には現地との調整に苦労をかけましたが、モンクリフ氏も本当に喜んでおられ、同氏のこれまでの功績に少しはお応えできたのではないかとうれしく思いました。同氏の今後のご長寿と引き続いてのご活躍をお祈りします。
7月末のパウエル祭は、二日とも天気にめぐまれ、たくさんの方々が楽しまれたようで何よりでした。今後とも当地における日系の伝統行事として、パウエル祭が末永く続いてほしいものです。
今年は7月はパッとしませんでしたが、今月こそは夏を楽しめるよう期待しています。
(8月13日記)
在バンクーバー日本国総領事
伊藤秀樹