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領事相談窓口から~性犯罪に注意~

 

 今回は、住居の賃貸借に絡んだ性犯罪被害について、特に、日本人女性を専門に狙って危害を加えようとするケースについて、皆様の注意を促したいと思います。


 バンクーバー市警によると、バンクーバー市(人口約60万人)における2008年の性犯罪発生件数(レイプ含む)は476件でした。一方、警視庁が公表している東京都(人口約1300万人)の2008年における性犯罪発生件数(レイプ含む)は1313件です。つまり、バンクーバー市と東京都を人口1000人当たりで比較すると、バンクーバー市は東京都に比べて性犯罪の被害に遭う確率が8倍高い、ということができます。


 最近在バンクーバー総領事館に寄せられた相談の中で、住居の大家から性犯罪被害を受けたケースもありました。


 インターネット掲示板を使い、「日本人女性限定、安全安心、今だけの格安物件」などと銘打ち、さらに、この大家は日本人を代理人として、シェアメイトを募集していました。入居した途端、大家の態度は豹変し、部屋の中で二人きりになる時間を狙って、或いは、犬や猫といったペットを道具にして意図的に二人きりの空間を作り出して、無理矢理に肉体関係を迫るという手口です。話を聞く限り、この大家は日本人女性を専門に狙う常習犯のようでした。不幸中の幸いながら、この相談ケースでは、身体的被害は未遂に終わりましたが、相談者の方は大きな精神的苦痛を被ることになりました。


 不幸にして性犯罪被害に遭ってしまった場合は、警察に行き、被害届を提出することが大事です。自分が受けた被害を思い出すのは辛いことですが、これ以上被害を拡散させないためにも、大切なことです。もちろん、性犯罪被害に遭うことを避けるべく行動することが、より重要です。夜間の一人歩きは避けること、エレベーターや室内で異性と二人きりになる環境を作らないこと、安易に相手を信用しないこと。犯罪者がつけいる隙を見せないよう、自覚を持って行動してください。


 なお、被害に遭ってしまった場合の相談先は、警察以外にも、VLMFSS(Vancouver and Lower Mainland Multicultural Family Support Service Society、日本語対応可、電話+1-604-436-1025)、並びにVictim Link(電話+1-800-563-0808)といった団体があります。

 

 

 
 
 
(C) Consulate General of Japan at Vancouver, 900-1177 West Hastings Street, Vancouver, BC V6E 2K9 Tel: (604) 684-5868. ページ更新日2010年2月23日